下肢静脈瘤ってどんな病気?
静脈瘤の外見は多彩で、軽症から重症まで様々な形態をとります。網目状や、クモの巣状に浮き出てきたり、瘤(こぶ)のようにふくらんで蛇行している状態をいいます。
静脈瘤の外見は多彩で、軽症から重症まで様々な形態をとります。網目状や、クモの巣状に浮き出てきたり、瘤(こぶ)のようにふくらんで蛇行している状態をいいます。
静脈瘤にはいろいろなタイプがあります。
このようにして発生します。
血液を正常に運ぶ役割をする静脈弁が何らかの原因で壊れ、血液が逆流して、こぶのように膨らみます。これが下肢静脈瘤という病気です。
山本醫院は、最新のレーザーストリッピング治療を行っています。
レーザー治療は、欧米ではごく一般的に行われていますが、日本ではまだ始まったばかりの最新治療です。
下肢静脈瘤レーザー治療は、患部に局所麻酔して3mm程度切開し、細いレーザーファイバーを静脈に入れ、血管を焼いて閉塞させます。
焼いた血管は働かなくなっても、深部静脈が代わりに働き、血液の流れは正常に保たれます。
痛みは無く、傷痕も小さく、手術時間は約30分~1時間で済みます。
※2011年1月より、下肢静脈瘤のレーザー治療が保険適用となりました。
当院でも、保険適用となるレーザー機器を導入して、レーザー治療を行っています。
細いレーザーファイバーを血管の中に入れ、内側から血管をレーザーの熱で閉塞させてしまう血管内治療です。
ストリッピング手術と違い、痛みや傷もなく短時間で静脈瘤の治療が可能です。
レーザー治療は,日帰りででき、翌日には仕事に復帰することが可能です。
従来の手術に比べ負担が小さく、患者さんにとっては、他の治療法と共に自分の環境や時間に合わせての選択肢が広がるのではないでしょうか。