【痔の応急処置について】
お尻の3大トラブルは「出血」「痛い」「何か出ている」。痔の応急処置についてのQ&A |
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排便痔に血が出たときは? |
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紙に少しつく程度なら軽い内痔核か裂肛が考えられます。すぐ止まるのであわてないことが大切です。ウオッシュレットや坐浴でお尻を清潔にし、軽くガーゼを当てます。お尻を心臓より高くすると、血が止まりやすくなります。
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激しく痛んだら |
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急に肛門周囲の一部が腫れて痛むのは、血栓性外痔核や内痔核の部分的嵌頓、肛門の全周がひどく腫れるのは嵌頓痔核の可能性があります。裂肛は排便のあとも強く痛みます。安静第一で膝を曲げて横向きに寝る姿勢をとります。患部を温めるとよいのは、血栓性外痔核や嵌頓痔核などです。うっ血が原因なので、お尻を温めて血行をよくすることで痛みが和らぎます。患部を冷やすとよいのは、肛門周辺が熱を持ち、腫れてズキズキ痛む肛門周囲膿瘍です。患部に炎症が起こっているので、氷のうなどで冷やすと痛みが和らぎます。
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肛門から何か出ていると感じたら |
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自然に戻る場合は初期の内痔核、進行すると指で戻さなければならなくなり、さらに進むと出っぱなしになります。似たものに肛門ポリープや直腸脱があります。触って痛みがない場合は、患部に清潔なガーゼなどをあて、脱出物を肛門の中に戻します。
軟膏などを塗ると戻しやすくなります。ただし、戻らない場合や触ると激痛が走る場合は絶対に無理をしないで下さい。 |
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症状が落ち着いたら必ず痔を専門にみる肛門科で診察を受けて下さい。
痔ではなく、大腸がんなどの場合があるので自己判断は禁物です。
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| 血栓性外痔核 |
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血栓性外痔核とはどんな病気ですか? |
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外痔核は肛門のまわりの皮膚の下の血管がふくらんだもので、血栓性外痔核は、外痔核の静脈の中に急に血の塊(血栓)ができたものです。便秘で強くいきんだり、長時間同じ姿勢でいたり、冷えなどで肛門に負担がかかったりしたとき突然起こるのが特徴です。
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診断は難しいのですか?また、症状は? |
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視診により一見して診断がつきます。肛門のまわりに青紫色をした半球状のしこりができて腫れ、触ると硬くクリクリして強い痛みがあります。大きさは2~3mmから2cm大のものまで種々あり、肛門縁の左右に単発で発生するものがほとんどです。急に肛門の痛みと何か異物が付着したような違和感を覚えて発症することが多く、夜間寝ている間に発症し、朝起きたら肛門部に有痛性のしこりができていて、坐位がとれないなどの定型的な症状を訴える方もいます。
一般的には出血は認められませんが、自然に破れて血栓が少し露出したために、出血がいつまでも続き来院する方もいます。血栓が化膿することはありません。
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どんな経過をとりますか? |
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軽いものでは1〜2週間で腫れと痛みは取れますが、血の塊(血栓)が吸収されてなくなるにはかなり長期間かかります。
また、症状がひどいものでも時間をかければ自然に治まっていく傾向があるので、早い時期に、腫れ・痛みを取るような薬を用いると早く楽になります。放置していて血栓部分が自壊し、出血が続くために受診する方もいます。
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手術が必要なことはありますか? |
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血栓が大きいときにはこれを除くと治ります。この処置は、外来で簡単に行うことができます。局所麻酔下に小切開し、血栓を摘除した後は、車の運転や仕事もできて、翌朝から入浴も可能です。5mm以下の小血栓も放置しておくと1週間ほどで吸収されますが、4〜5日は痛みがあること、血栓が器質化して残ったり、肛門皮垂として裂肛の原因になることがあるので、初診時に摘除したほうが患者さんの満足度が高いようです。
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