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| 鶏眼(うおのめ) |

鶏眼(うおのめ)

▲スピール膏による治療

▲スピール膏による治療後 |
圧迫摩擦などの機械的刺激が、かなり限局した範囲に繰り返して作用することにより生じます。皮膚表面を底とするクサビ形の角質増殖で、クサビの頂点は真皮に向かうため圧痛があるのが特徴です。
臨床的には、平べったいか軽く隆起する黄色調の角質増殖で、中央に緻密な角質が芯を形成しています。これが、魚の目の様に見えることからいわゆる「うおのめ」といっています。
好発部位は足底・足趾であり、足に合わない靴があたる場所や、隣接の趾関節の圧迫によりできます。
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| 胼胝(たこ) |
圧迫摩擦などの軽度の機械的刺激が、長期間にわたり繰り返して作用することにより、生体の防御反応として出現する限局性の角質増殖をいいます。外方に向かう角質増殖がほぼ均一であっることが特徴です。いわゆる「たこ」であり、職業や習慣により出現部位が異なります。ペンだこ、幼児の吸いだこ、座りだこなどがありますが、足にできるのは体重の負荷や足に合わない靴のためです。臨床的には、黄色調で周囲と同高ないし軽度隆起した硬い表皮肥厚で、表面は平滑で周囲との境界は不明瞭です。
好発部位は、機械的刺激が加わりやすい手足の骨突出部です。
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| 治 療 |
胼胝(たこ)は痛みを伴うものだけが治療の対象となります。職業性の胼胝は治療しなくてもかまいません。
1,原因の除去
第一にすべきことです。胼胝、鶏眼のいずれも、圧迫摩擦などの機械的刺激をなくすか、刺激からの保護が大切です。足に合わない靴などの原因が明らかなものは換えましょう。また病変部に対する外的刺激の集中を、ドーナツ形のパットなどで減弱すれば痛みは緩和します。これだけで消退することもあります。
2,切削
肥厚した角質を除去すれば軽快します。特に鶏眼(うおのめ)では、角質の軟化・除去が治療の基本です。10〜20%のサリチル酸軟膏ないし、スピール膏を3〜5日貼付すると、白く浸軟して軟らかくなります。この時、角質増殖した上にそのままスピール膏を貼るとかえって痛みが増すので、削れる範囲で切削してから貼るようにします。またその周囲にドーナツ形のパットをあて、圧力が加わらなくできればより負担が軽減します。受診された方は、メスで削りますが、その際、痛みはなく出血もしません。外用と切削を繰り返すと軽快します。切削しても原因を除去しなければ何度でも再発します。
3,その他
切除、液体窒素による凍結療法、電気焼灼、レーザー焼灼、鶏眼のパンチくり抜き法などがありますが一般的ではありません。
※ 感染をしているときには、糖尿病などの基礎疾患の有無にも注意しなければなりません。まれに難治性の潰瘍を伴う胼胝が脊髄癆などの神経疾患で生じることがあるので注意を要します。足底では、鶏眼と尋常性疣贅との鑑別が大切で診察するとわかります。 |
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