日帰り手術で下肢静脈瘤、痔、鼠径ヘルニアを治療します。













鼠径(そけい)ヘルニアについて

 Q ヘルニアとは、どんな病気ですか?
A  ヘルニアとは、何かがとびだした状態を指す言葉です。体の様々なところに起こり、椎間板ヘルニアが良く知られています。これは、脊椎の椎間板が飛びだしたもので整形外科医の専門分野です。
当院で治療できるヘルニアは外科医が専門とする、鼠径(そけい)ヘルニア、大腿ヘルニア、臍ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアなどです。
とびだす出口を「ヘルニア門」といい、とびだしてくるものを「ヘルニア内容」といい、腸や大網、卵巣などがヘルニア内容になります。

鼠径ヘルニア
鼠径ヘルニア

腹壁(瘢痕)ヘルニア
腹壁(瘢痕)ヘルニア
 Q 鼠径(そけい)ヘルニアはどんな病気ですか?
A 鼠径部とは、足の付け根の部分で、腹部と大腿の境のお腹側を指します。この部分の腹壁にあいた穴から、皮下に腸などがとびだしてくる(脱腸と呼ばれる由縁です)のが鼠径ヘルニアです。鼠径ヘルニアはヘルニア門の位置により、外(間接)鼠径ヘルニアと内(直接)鼠径ヘルニアに分類されますが、治療方法には大きな違いはありません。
外鼠径ヘルニアが圧倒的に多く、80〜85%を占めます。男女比は5〜10:1と男性に多く、左右では、右;左は2〜3: 1と右が多いとされています。両側に出る場合もあり、10〜20%との統計があります。


 Q 鼠径(そけい)ヘルニアは手術をしないでも
   治りますか?
A 手術しか治療法はありません。手術をする最大の目的は、嵌頓(かんとん)状態になることを 未然に防ぐことにあります。ヘルニアバンドを付けている人を時折見かけますが、治療としての意味はなく、治ることもありません。
ヘルニアバンドでヘルニア門周辺を動かないように圧迫するのは不可能で、ヘルニアがとびでるのを抑えることはできないからです。


 Q 手術をする時期は?
A 診断がついたら、なるべく早く手術をする必要があります。「痛みが出なければ放置しておいて良い」と言われることもありますが、嵌頓(かんとん)の危険性は予測できないため、できるだけ早期に手術を受けるようお勧めします。

 Q 鼠径(そけい)ヘルニアの日帰り手術について具体的に教えてください。
A 当院では、最新式のダイレクト・クーゲル法を主として行っています。
その他、メッシュ・プラグ法、ミリカン法、マーシー法などを、患者さんの状態により選択しています。小児のヘルニアには、基本的にポッツ法を行っています。
麻酔法は、硬膜外麻酔、局所麻酔のいずれかを選択し、静脈麻酔(TCIシステム:予測脳内薬剤濃度をコンピューターで制御)を併用し、軽く眠っている状態で手術を行います。手術中に痛みを感じることはなく、麻酔からの覚醒も速やかです。
術後は歩いて、回復室かリクライニングチェアに移動して頂き、約1時間、経過を慎重に観察して、問題なければ帰宅して頂きます。
手術当日からシャワーが可能で、食事内容に制限はありません。
手術後1週間目に来院して頂き、手術創の状態などを診察します。手術創はテープでとめるため、抜糸の必要はありません。

ダイレクトクーゲルパッチ


メッシュプラグ
ダイレクトクーゲル法
ダイレクトクーゲル法は4〜6cmの小さな皮膚切開で行えます。2針で固定しますので術後疼痛の減少が期待できます。またヘルニアの起こりうる部位(Hesselbach三角、内鼠径輪、大腿輪)を同時にカバー、補強するので様々なタイプの鼠径ヘルニアの再発防止に役立ちます。


鼠径ヘルニア治療イメージ



腹壁(瘢痕)ヘルニア治療イメージ


 Q ヘルニアの日帰り手術とは
A 「日帰り手術」とは文字通り、当院へ午後1時に来院し、手術を受け夕方に帰宅して頂くこと
  です。
  入院による時間的拘束が大幅に短縮出来ます。また育児、家事、介護、仕事の調整などの、
  精神的、肉体的および経済的負担が軽減します。
  また、早期に社会復帰が可能です。

日帰り手術のご案内も合わせてごらんください。

■問い合わせはお電話で TEL 084-943-2777 FAX.084-943-6343
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